10月7日、高島屋京都店（京都市下京区）で、『”フェムテック”で思いやりの職場づくり』をテーマとして、労使合同教育セミナーが開催され、足立病院の畑山理事長が講師としてお招きいただきました。

高島屋様は、従業員の7割を女性が占めており、管理職の女性の割合も3割を突破。今後ますます女性が働きやすい職場環境が求められることから、内外への女性の健康問題への理解推進に取り組まれています。このたび、高島屋京都店様の従業員向けの教育セミナーが実施されることとなり、当院の畑山理事長が講師を務めさせていただきました。

セミナー中、畑山理事長は、「女性活躍」の名を借りて、女性に出産、家事、労働すべてを押し付けようとする男性目線の「改革」ではなく、労働環境の改善の過程から、女性が主体として参加できる職場づくりが大切と述べ、単にテクノロジーの導入によって女性の自己実現が達成されるものではないことを強調しました。

セミナー参加者からは共感の声をいただき、盛況のうちに幕を閉じました。

高島屋京都店様では、今月11日まで、3階婦人服売り場にて、女性の健康問題を技術で解決する「フェムテック」商品を集めたポップアップが開催されています。担当者の谷本王香様は、「初めての試みで疑問視する声もありましたが、もっと女性に寄り添える企業をめざしたい。今後より取り組みの規模を大きく育てていきたいと思っています」と語っておられました。みなさまも、ぜひ高島屋京都店様へ足を運んでみてください。