京都で唯一、一流ホテル、レストランの世界的団体である「ルレ・エ・シャトー」に加盟する、京都懐石 数寄屋の宿『要庵 西富家』。足立病院に長年ご支援をいただいている、『要庵』の女将である西田恭子様と、娘様の御崎麻美様から、足立病院の新病棟に完成したばかりのNICUに、産着のプレゼントをいただきました。

NICUは、特別なケアが必要な、生まれたばかりの赤ちゃんが入院する施設です。体の小さな赤ちゃんや、保温設備が必要な赤ちゃんがいます。御崎様ご自身のお子様がNICUに入院されていたことがあり、小さく生まれたお子様の姿に、思わず申し訳ないと感じられた経験があるそうです。

足立病院にNICUが新設されることを知り、かわいい産着を赤ちゃんに着てもらうことで、少しでも赤ちゃんのご家族の気持ちが和らぎ、癒されることを願って、このたびご贈呈のお申し出をいただきました。

足立病院NICUは、ただ赤ちゃんを治療するだけでなく、家族の絆をつなぎ、親子のコミュニケーションの場となれるNICUをめざしています。いただいた産着につつまれた小さな赤ちゃんは、おもわず顔がほころぶ愛らしさで、NICUも明るさを増すようです。お母さんをはじめとして、赤ちゃんのご家族とのコミュニケーションの輪にも、きっと花を咲かせてくれることと思います。

今後も、地域のみなさまに助けていただきながら、女性の一生をサポートするまちの拠点として、足立病院は挑戦を続けてまいります。