「対手とも仲良くなる戦いを」第3回 足立病院杯 こども竜王戦が仁和寺で開催
10月20日、京都市右京区の仁和寺で、第3回 足立病院杯 こども竜王戦が開催されました。同大会は、次代を担うこどもたちを応援するため、足立病院の提供で毎年開催されている将棋大会で、今年で3年めになります。
大会の席上、足立病院の畑山理事長、澤田院長があいさつ。「将棋の盤上では、討ち取った敵と仲良くなって一緒に戦う。同じように、みなさんもどんな人とも仲良く切磋琢磨する精神を将棋で学んでください」とこどもたちへの期待を述べました。
今年は、森信雄 七段、西田拓也 五段、石本さくら 女流二段、佐々木海法 女流初段をお迎えし、審判・指導対局にあたっていただきました。 子どもたちは、プロの棋士から真剣な眼差しで学んでいました。
仁和寺では、今月25, 26日には藤井聡太 竜王と佐々木勇気 八段が最高位を争う第37期竜王戦 七番勝負 第3局が予定されています。今日は、未来の竜王たちたちも同じ会場の空気を味わいながら、負けじと熱い戦いを繰り広げていました。