足立病院が新型出生前診断(NIPT)の日本医学会認証医療基幹施設になりました
2022年6月16日、日本医学会出生前検査認証制度等運営委員会(より、新型出生前診断(NIPT)を実施する医療基幹施設の認証が発表されました。京都府内では、足立病院を含む7つの主要病院が認証されました。
同委員会では、今後全国でNIPT連携施設の認証を進め、今回認証された基幹施設と連携してNIPTの適切な普及、実施を図る予定です。
新型出生前診断(NIPT)
新型出生前診断(NIPT)では、お母さんの血液を使って、おなかの中の赤ちゃんの遺伝子の異常を検査します。
赤ちゃんを授かったお母さんやお父さんにとって、赤ちゃんの健康は何よりも気になることです。医学の発達によって、産科病院はそんな不安に応えられるようになってきました。しかし、生まれる前の赤ちゃんについての診断は、ときにはお母さん、お父さんを悩ませ、もっと不安にさせてしまう結果になることもあります。
大切なことは、ただ技術的に検査を実施することではなく、赤ちゃんを授かったお母さん、お父さんそれぞれの事情にあわせて、検査を実施するかしないかの段階から、適切な相談、アドバイスができる専門家、機関の存在です。
足立病院は患者様に寄り添い、生涯をサポートする病院をめざして、京都の地で120年診療を続けてまいりました。たくさんのお産の経験と、お母さんたちの声を活かし、この少子化の時代にお子さまを持たれる京都のすべての方が、豊かで実り多い毎日を送れるよう、ほかの認証機関とも連携してNIPTの実施にあたってまいります。
ほかの認証医療基幹施設
なお、足立病院のほかに京都府内で認証された病院は以下のとおりです。
- 京都大学医学部附属病院
- 京都府立医科大学附属病院
- 医療法人徳洲会宇治徳洲会病院
- 独立行政法人国立病院機構京都医療センター
- 京都第一赤十字病院
- 市立福知山市⺠病院